コエンザイムQ10と加齢を感じ始めた時

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加齢による症状とコエンザイムQ10の関係

20代以降であれば多くの方が、年々身体の衰えを感じるようになります。若い時と比べて、疲れがとれにくくなったり怪我が治りにくくなったりと様々な症状があらわれてきますが、この加齢による症状は放っておくと進行してしまいます。そして、やがて老化現象があらわれてくるのです。

老化を防ぐには加齢による変化を疎かにしてはいけません。加齢が進む原因として、体内のコエンザイムQ10量の減少が大きく関わっています。コエンザイムQ10が減少して加齢が進むと多くの症状があらわれてきますが、それには一体どのような症状があるのか、みていきましょう。

体力の減少

コエンザイムQ10の減少は、筋肉量力の減少を招いてしまいます。筋肉量が減少することで基礎代謝も低下し、体力の低下につながります。

加齢に伴い筋肉量が減少すると運動時はもちろん、普段の行動に必要な体力も低下してしまいます。特に日頃から運動をする習慣がない方であれば、少し体を動かしただけでも息があがってしまう経験をされたことがあるのではないでしょうか?加齢によって筋肉量が低下している方は普段の心拍数が70前後の平常値であっても、通勤時に階段を昇るだけで心拍数が100を超えることもあります。心拍数が100以上というと、強度が高めのウォーキングと同程度の疲労を感じていることになります。

免疫力の低下

私たちの身体には、外部から侵入する細菌やウイルスなどの有害物を退治する機能が備わっています。この機能が免疫機能で、正常に機能していれば免疫力が高い状態を保てます。高い免疫力を維持するためには一定の体温を保つ必要があります。

体温を保つには血流が良い状態、つまり全身を巡る血液がサラサラな状態でなければいけません。ところが加齢によりコエンザイムQ10が不足して有害物質を退治する力が弱まってくると、血管障害が起こります。すると血液がドロドロの状態になって流れが滞り、血流が悪くなってしまいます。
その結果、体温を一定に保つことができなくなり免疫力の低下に繋がってしまうのです。

更年期障害

40代後半に差し掛かると、加齢の影響で血液中の女性ホルモンが減少してきます。

更年期障害の症状として、のぼせ・ほてり・発汗などの症状に悩まされることが多くなります。これらは自律神経失調症による症状で必ずあらわれるわけではありませんが、短い方では1~2年、長い方では10年以上悩まされる場合があります。他に精神神経症状として、うつ状態、無気力、イライラなどの症状があらわれることも少なくありません。更年期障害は女性だけの症状ではないので、男性も注意する必要があります。

加齢による老化に対抗できるコエンザイムQ10

私たちの身体には、生まれながらにしてコエンザイムQ10が存在しています。身体に約60兆個ある細胞内のほぼ全てにコエンザイムQ10は存在していますが、その量は加齢とともに徐々に減少してしまいます。すると加齢は進行し、そのままにしておくとやがて老化が目立ち始めるのです。

老化は単純に年齢を重ねることで進むのではなく、身体が酸化することで起きる現象です。老化現象の原因となるのは体内に発生する「活性酸素」、それと「エネルギー不足」が挙げられます。コエンザイムQ10は、加齢によって徐々に衰えを呼ぶこの2つの原因から身体を守り、改善し、老化を防いでくれるのです。

コエンザイムQ10の持つ2つの働きで加齢に負けない身体へ

私たちが毎日元気に活動できているのは、体内で体を動かすためのエネルギーが作られているおかげです。コエンザイムQ10は、このエネルギーを作り出すために欠かせない働きを持っています。コエンザイムQ10が存在しているのは細胞内、正確にはその中のミトコンドリアという器官です。ミトコンドリアは体内に取り入れた栄養素を燃焼させてエネルギーに変換する器官で、生命体が必要とする全エネルギーの90%以上を作り出しています。コエンザイムQ10は、このエネルギーを作り出す仕組みを強力かつ効率的に回転させる働きがあります。この働きのおかげで、加齢によって低下した基礎代謝能力を向上させ、体力の回復、さらには体力向上まで期待ができるのです。

また、コエンザイムQ10にはもう一つ代表的な働き「抗酸化作用」があります。加齢に伴って身体の細胞は酸化して錆びついてきます。錆びの原因となるのが活性酸素です。この活性酸素は本来であれば私たちの身体を細菌やウイルスから守ってくれる存在ですが、必要以上に増え過ぎてしまうと身体を酸化させてしまう不要な存在になります。元々は呼吸から取り入れた酸素なのですが、この酸素が体内から排出されるまでの間に2%が活性酸素へと変化します。加齢による衰えは、徐々に増えてきた活性酸素の影響でもあるのです。

活性酸素によって酸化する細胞は神経細胞も例外ではありません。さらに活性酸素は血液中に存在する悪玉であるLDLコレステロールも酸化させ、老化を早めて血流を悪くしてしまいます。これらの加齢によって増え続ける活性酸素の影響を食い止めるには、不要な分の活性酸素そのものを取り除かなければなりません。この活性酸素を除去して細胞を活性化させてくれるのが、コエンザイムQ10の抗酸化作用なのです。

この抗酸化作用を効率良く機能させるには、体内に充分な量のコエンザイムQ10が存在している必要があります。ですがその量は加齢とともに減少し、40代からは急激に減少してしまいます。時間経過による加齢は誰にでも等しく訪れますが、老化していく時間はコエンザイムQ10量を増やすことで遅らせることが可能です。加齢によって身体に衰えを感じてきたら、サプリメントでコエンザイムQ10を補い元気な身体を維持していきましょう。

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